31 Jan2月のおたより

「マルトリートメントによる子どもの脳への影響」

 マルトリートメントとは、アメリカなどで「避けるべき子育て」と表現された言葉です。日本では、「不適切な養育」と解されています。WHOのチャイルド・マルトリートメントの定義では、身体、精神、性虐待、そしてネグレクトを含む児童虐待を広く捉えた、大人から子どもへの発達を阻害する行為全般を含めた不適切な養育を意味しています。
 しつけと称して、子どもを怒鳴ったりする暴言や、叩いたりする体罰や、つい感情に任せて親の気分で子への態度を変えるなど、身体的・精神(心理)的虐待も含めた子どもの健全な発達に不適切な態度・養育が該当します。
 「マルトリートメント」がその頻度や強度を増した時、子どもの脳は部位によって委縮したり、肥大したりするなど、物理的に損傷します。その結果、学習意欲の低下や非行、心の病に結び付く危険性があります。親から暴言を浴びせられるなどの経験を持つ子どもは、過度の不安感や情緒障害、引きこもりといった症状・問題を引き起こす可能性があります。過酷な体験がトラウマ(心の傷)となり、その体験記憶を「瞬間冷凍」し、感覚をマヒさせることで自分の身を守ります。幼少期に問題がないようでも成人してから健全な人間関係が結べない、達成感を感じにくい、意欲が湧かないなど様々な問題が現れることがあります。
 私たちは、子どもの脳に及ぼす影響を理解し、体罰・暴言による子育てをしてはならないこと。大人は、爆発寸前のイライラをクールダウンする必要があるのです。
(福井大学、子どものこころの発達研究センター、友田明美教授の文献から抜粋)

ひまわり組
 お正月遊びの福笑いを楽しみました。みんなで「上!上!」「右!右!」と、教えてくれ、目隠しをとると、面白い顔になって、笑い合っています。

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あさがお組
 カルタ大会をしました。「はい!」と言って、元気よく取る声が響きました。ひらがなに興味をもち、一生懸命に読む姿も見られます。

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こすもす組
 こすもす組は、豆まきの集会で「鬼のパンツ」を踊ります。踊りの大好きな子どもたち。笑顔で楽しんでいます。

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たんぽぽ組
 かるた取りを楽しみました。アンパンマンの「あ」  てんどんマンの「て」など、なんとなく、文字がわかってきているようです。

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さくら組
戸外に出られないこの時期、粘土遊びを楽しんでいます。

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つくしくみ
「おおかみごっこ」を楽しんでいます。おおかみ役が人気で順番にやっています。時々、自分の帽子をかぶって、自主的におおかみをする子も・・・。みんなで楽しんで遊んでいます。

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ぴよぴよ
 ペットボトルにシールをはり、鬼の金棒をつくりました。
 これで、悪い鬼を追い払うぞ・・・!!

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   ★☆★☆★ 2月の行事 ★☆★☆★
      3日(月) 豆まき集会
      6日(木) リラックスヨガ
      14日(金) ミニフラワーアレンジメント
      21日(金) ハンドマッサージ
      25日(火) 誕生会
      26日(水) 発育測定
    27 28日(木・金)おひな様製作

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