4月のお便り « おたより

01 Apr4月のお便り

コメントを受け付けていません

「新元号改元に想う」

　今日4月1日午前11時40分すぎ、新元号が菅官房長官により、新元号「令和」が発表されました。これは、日本古来の「万葉集」の一節から選定されたとの説明がありました。「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」という一節から「令」と「和」の二語を組み合わせたものでした。「令」は、神様からのお告げを告げる物事の始まりの意味。「和」は、平和を希求する意味。また、「令和」は、「美しい花が心を開き、新しい文化が生まれ育つ日本」という意味もあるという説明がありました。
　新しい時代が始まります。新しい私たちの未来がスタートします。それは、私たち自身が、私たちの夢や希望を叶えてゆくスタートラインに立つということでもあると思います。これからの未来を担ってゆく「子供たちの活躍する時代の幕開け」でもあります。
　「近年の子どもたちの将来の想い」に気になることがあります。「早く大人になりたくない。」という子どもが増えているそうです。どういうことでしょうか。以前は、早く大人になって、お父さんのような、お母さんのような仕事に就き、社会に役立つ大人になりたい等の夢や目標を持った子供たちが多かったそうです。私達の子どもたちは、どうなのでしょうか。私達大人は、子ども達に「夢や目標となる大人の背中」を見せて行かねばならないと思います。
　新しい「令和」の時代がスタートする今、私たちの子育てをもう一度確認し合い、出発する機会といたしましょう。

ひまわり組
　卒園式を終え、小学校へ巣立っていった35名の卒園児たち。たくさんの思い出をありがとう。小学校でも元気に過ごしてくださいね。