気になる子育てと環境
今、全国で少子高齢化と核家族化が進行しています。人口は、2013年現在で約1億2800万人。今後減少が続く予想です。女性が生涯で出産する合計特殊出生率は、2013年で全国平均が1.43人、本県で1.44人です。最高は、沖縄県の1.94人です。この率は、2人以上で人口が維持または増加となります。(父と母で2人)年少人口は、13.13%。また、1世帯の平均構成人員は、昭和43年から減少が続き、現在2.32人です。まさに、少子化と核家族化が進む人口減少社会なのです。
このような環境の中で、私たちは未来の地域・社会を担う「子ども達」を健全に育んでいかねばなりません。
では、どうやったら健全な育みができるのでしょうか。
先日、県保育会の研究大会がありました。その中で、「気になる子」「気になる親」のお話がありました。少子化・核家族化で、家庭の中ではとても良い子に見えます。ところが、幼稚園や保育園などでは、集団生活の中で異なる個性との出会いで、トラブル(外的・内的)が発生します。これを乗り越える力が求められます。少子化・核家族化等により、切磋琢磨する子どもや保護者の人口減により、力を蓄える機会も減ってきているのです。
そんな中で、子どもに「がんばれ!頑張れ!」と叱咤激励してしまう。「僕(私)は、こんなに頑張っているのに…、もっと頑張れって、無理!」と心の中で悲鳴を上げてしまう。これは、「親」にも同じことが言えます。
無理をせず、心身ともリラックスして、気になる違いをできれば個性と認め、子育て時代を楽しみましょう。
ひまわり組
サルビアサッカー場でサルビアの花植えとサッカー教室を行いました。広いサッカー場でみんな元気いっぱいにボールを追いかけ、汗ダックになって楽しんでいました。
あさがお組
先日、園庭の畑にさつま芋の苗を植えました。「土のお布団をやさしくかけてあげようね。」と言いながら植えました。
こすもす組
畑に植えたさつま芋の苗を見に行きました。「おおきくなーれ」のおまじないが届き、少しずつ根付いていています。「早く焼き芋食べたいな?」と、楽しみにする子ども達です。
たんぽぽ組
毎日園庭遊びを楽しんでいます。砂遊びや山でのカエル探し。畑のイチゴも摘んでおいしくいただきます。
さくら組
木陰のベンチにつかまって、あんよの練習中。歩ける子どもは、ベンチの上に登ってグルグル・・何周も歩いて楽しみました。
つくし組
園生活にも慣れ、ピアノの音に合わせて体でリズムをとり楽しんでいます。